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ライトノベル書きの井上堅二のブログです。 週一更新を目指して頑張りますが、あまり期待はしないで下さい。あと、リンクフリーです。
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初めての訪問の方は必ずご一読下さい。


大変ご無沙汰しておりまして申し訳ありません。
ようやくお仕事の方も一段落し、ブログの方にも少しだけ時間が取れそうです。
(但し、確定申告という大ボスが手つかずなのでまだまだ危険ですが)

更新をサボっている間にも色々な出来事があったので、更新の度に一つずつご紹介したいと思います。

まず今回は、前々から書くと言っていたラジオについてでも。


ご存知の方も多いとは思いますが、バカテスのラジオが音泉さんで放送されていたりします

実は僕、このラジオというものが大好きなんです。
面白いトークがあったり、音楽を紹介してくれたり、リスナーのお便りを弄ってくれたり。
何か作業をしながらでも楽しめるという、お手軽さも嬉しいです。

そんな大好きなラジオ。
第一回の収録の際には、原作者の特権という汚い手段を最大限に利用し、最速かつ間近で楽しませて頂きました。
(最近は余裕がなくて全然お邪魔できていませんでしたが)


そして、ラジオではリスナーからのメールを募集することが多々あります。
バカテスラジオもその例に漏れず、メールを募集しておりました。


しかしながら、アニメ放送中ならいざ知らず、放送前の知名度の低い状態でのメール募集。
果たして何通のお便りが届くかわかりません。
もしも一通も来なかったら、パーソナリティーやスタッフの皆さんはどう思うでしょうか。
きっと彼らは寂しい気持ちになってしまうことでしょう。

そんなわけで、微力ながら協力しようと思い、僕は名前を偽ってメールを投稿することにしたのです。


第一回の放送終了後。
早速僕はメールフォームに偽名を打ち込み、世間話のようなメールを投稿しました。

これで少なくとも一通はメールがあるわけです。
きっと投稿数が少ないだろうから、僕のメールを読んで終わりになってしまう可能性も高いですけど、次回からはたくさんお便りが届いて僕の協力なんて必要なくなるはずです。
言わば、僕は最初の加速の為のブースター。
軌道に乗るまでちょっとしたお手伝いをしてあげられたら十分なのです。


そんな、子供の成長を見守るような気持ちで聴いた、第二回放送。



出演者さん一同
 『今回はこのあたりでお別れです。
               まったね~~』



ありゃ? 結構メール来てたんでしょうか? 僕のメールはスルーでしたね。

うんうん。それならそれで良いことです。
僕もサクラのような真似をしないで済みます。

ですが、初回は注目されても二回目は意外と反応が薄い、なんてことはままある話です。
ここで油断してしまっては意味がありません。
念のため、もう一度だけメールで協力しておきましょう。

軽いジョークを交えた文章を書いて――送信、っと。


それで迎えた第三回放送。
今度もきちんとメールが来ているのでしょうか。
ちょっとドキドキです。




出演者さん一同
 『今回はこのあたりでお別れです。
               まったね~~』


 

ぅん? また読まれませんでしたね。
結構たくさんメールが届いているのでしょうか。
それは素晴らしいことです。

ですが、ここで僕は思いました。

『一応僕は文章のプロなのでは……?』

文章力の低さに定評があるとは言え、これでも一応物書きの端くれ。
流石に二度も投稿して読まれません、というのはプロとしてどうなのでしょうか。

仕方がありません。
プロとしての尊厳を保つ為、少々本気を出してメールを送らせて頂きましょう。
今回はコーナーの一つ、

『姫路瑞希の簡単レシピ♪』

に投稿です。

こちらでは、瑞希の壊滅的な料理センスを活かして味覚破壊を行うとか。
味覚破壊とは言っても、小説にあるような命に関わるものは無理です。
そうなると、凄く不味くて、お手軽に作れて、音だけで聴いてもその酷さが伝わるものが良いでしょう。

しばらく考えてから、メールフォームに内容を打ち込みます。
ラジオの収録現場に行ったことのあるこの僕です。
あそこで作るとしたら、どの程度までの調理が可能なのか。
それを知っている僕に、負けはありません。



第四回放送。







出演者さん一同
 『今回はこのあたりでお別れです。
               まったね~~』









…………読ま……れず……っ!!





ほ、ほほぅ……?
なかなかやるじゃないですか、バカテスリスナーの皆さん。

どうやら僕もいよいよ本気を出さなければならないようですね。

いやいや、嬉しいんですよ?
だって、僕のメールが読まれないということは、つまりは他の方からメールが届いているということなのですから。

しかしながら、僕にも一応原作者という看板があります。
このまま負けっぱなしで終わるわけにもいきません。

と言うわけで、今度はこちらのコーナーに投稿してみましょう。

『瑞希、言っちゃいます!』

普段はおとなしい姫路瑞希が、勇気を振り絞ったときに言ってしまうかもしれないセリフを募集します、というこのコーナー。
誰よりも瑞希の性格を把握しているこの僕が書くのは若干アンフェアかもしれません。
しかしながら、立場やルールを最大限に利用した上で、きっちり勝利を収めるのがプロフェッショナル。
手段を選んでいてはプロの証明など出来やしないのです!



第五回&第六回放送。

瑞希言っちゃいます! のコーナーにて。



原田さん
『……んもぅ……オ・マ・セ さん♪』


おおーっ!
原田さん熱演ですね!
色っぽい! 色っぽい!
声優さんって凄いーーっ!!



出演者さん一同
 『今回はこのあたりでお別れです。
               まったね~~』




うんうん。
今回も最高でした。
特に原田さんの色っぽい台詞。
ラジオって本当に楽しいですね~。

じゃあラジオも楽しんだことですし、ブラウザを閉じてお仕事でもしましょうか。

いやはや。
本当にラジオって楽し――








bakanajpg.jpg



















僕は原作者ですよ!?
生みの親ですよ!?
瑞希の性格を完璧に把握している人間ですよ!?




コーナーの説明にはこう書いてありました。


▼瑞希、言っちゃいます!
普段はおとなしい姫路瑞希が、勇気を振り絞ったときに言ってしまうかもしれないセリフを募集します。
なお、原作者の井上堅二先生もこのラジオを聴いてくれているはずなので良かったセリフは
今後の“バカテス”に活かされる・・・かも?


いやもうラジオを聴いているどころか投稿してますよ!?
今後のバカテスに活かされるどころか掲載率100%ですよ!?
次の巻で瑞希が言う台詞を先取りなんて余裕なのにっ!!


恐るべしバカテスリスナーたち。
まさか原作者の再現率を上回るとは思いませんでした。

うん。皆さんの実力はよくわかりました。
認めましょう。皆さんの方が面白いということを。

ですから、あの……ですね。
できれば、もうちょっと手加減を……。


本当は第七回以降も投稿したかったのですが、お仕事が立て込んでいて断念しました。

ですが、今後はまた戦場に挑むことができそうです。

いつか読まれるものと信じて……!!



と、随分と長くなってしまいました。
前にあったサイン会についてのお話は、また次回ということで。

ではでは~。


 web拍手 


P.S.
エースでバカテスを描いて下さっているKOIZUMIさんのサイトを発見しました。
お忙しいようですが、頑張って下さい。
毎月一読者として楽しみにしています!
 

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