本のお買い物

　初めての訪問の方は必ずご一読下さい。



　東京生まれで関東在住の井上堅二（♂）です。
　こんばんは。

　最近妙に
　『ご出演おめでとうございます』
　とか
　『○○○○読みました！』
　といったメッセージが寄せられています。
　この件に関しては次回の更新あたりで色々と語っていくとしましょう。
　※意訳：リアクションに困っているので一週間待って下さい


　というわけで、今回は普通の日記です。

　僕は前の休みに実家でボードをやって骨折をしたのですが、そのおかげで動き回ることもできずにいました。
　小説を書いて過ごしていたのですが、それだけでは流石に疲れてきます。
　そんな折に、母が本屋に買い物に行くという話が。
　これはチャンスということで、僕にも何か本を買ってきてくれるように頼みました。
　
母「何を買ってきたらいいの？」
僕「う～ん……。何か簡単に読めそうな漫画でも買ってきてもらえる？」

　本来ならばラノベをお願いしたいのですが、それでは読みふけってしまって仕事が進みません。
　そうなると息抜きになるのは簡単に読める漫画が妥当でしょう。
　ですが、生憎僕が買っている漫画は『医龍』と『おおきく振りかぶって』と『ロッテのおもちゃ』の三種類のみ。
　どれも最新刊まで読んでいるのでこれを買ってきてもらうわけにもいきません。

母「そんなこと言われてもねぇ……。タイトルとか教えてくれないと」

　困りました。咄嗟にタイトルなんて思いつきません。

　と、ここでふと思い出しました。
　そう言えば空港で飛行機を待っている間に買った本がありました。
　それを使っておつかいを頼むとしましょう。

僕「それじゃ、こういう感じの本を買ってきてよ」
母「どんなの？」
僕「こういうの」





























　ちょろっと読んで気分転換になる四コマのような漫画です。
　途中で中断しても問題ないし、お仕事の傍らにはうってつけです。

母「はいはい。それじゃ、そういう感じの本を買ってきてあげる」
僕「うん。よろしく」

　こういった本ならば母の年齢で買っても恥ずかしくないでしょうし、そうそうハズレもなさそうです。
　楽しみに待ちましょう。



　母にお金を渡し、待つこと小一時間。



母「ただいまー。はい。頼まれていた本」
僕「うん。ありがとう」

　母が買ってきたもの。

































　なぜこれを選ぶのか。



母「レジの前で”オススメ”って書いてあったから、全部買ってきちゃった」
僕「ああ、うん。ありがとう……」

　母は年も年なので、オビに書いてある『腐女子』の意味もわからずに買ってきたのでしょう。
　表紙の絵も萌え系とは趣の異なるものなので買いやすかったのかもしれません。
　それに僕の要求には一切反していません。
　タイトルを指定しなかった僕が悪いわけですし。

母「あとで母さんにも読ませてもらえる？」
僕「あ～……。まぁいいけど、母さんが読んで楽しいものなのかどうか……」

　とはいえ、これはこれでありがたいことです。
　最近は頂戴するメッセージやお便りでそんな感じの専門用語が書かれていることがあるので、この漫画を読んで勉強するとしましょう。
　買ってきてくれた母に感謝です。

僕「母さん、ありがとう」
母「いえいえ。どういたしまして」
僕「ところでさ」
母「なに？」
僕「買うの恥ずかしくなかった？」
母「え？　なんで？」
僕「ああ、いや。気にならなかったならいいんだけどさ」
母「？？？」




＜表面＞


























＜裏面＞
























　よりによって特別仕様の限定版。
　母様。僕はあなたを尊敬します。





※この本も面白かったです。
　他意はないのですが、ネタにされて不快に思われた方がいたらごめんなさい。
　またバカなこと書いてるなぁと鼻で笑って頂けると助かります。




　web拍手 

　頂いたコメントについては次回色々と弄らせて頂きます。
　皆様どうもありがとうございます。